新型コロナウイルス感染症の広がりで、従来の形の出産や母乳育児支援が困難です。このコロナ禍だからこそ、母乳育児、そして母乳育児成功のための10カ条の実践の重要性が高まってきています。
日本母乳の会では年に2回、初心者向けの母乳育児支援研修会を開催してきました。今回は、対象を母乳育児支援経験者(助産師4-5年以上)に絞り、改めて日頃のケアを含めた支援の内容を振り返り、さらに母乳育児支援の充実を目指すための研修会を企画しました。助産師として母子と向き合い、支援を実践していく過程で躓いたり、悩んだりすることを本研修会で協議し、日頃のケアの充実へのヒントを見出す機会となることを目指します。参加者全員で母乳育児支援充実のための研修会を作り上げていきましょう。参加をお待ちしています。また、グループワークに参加しないで、講義だけの研修、医師の参加も歓迎します。
●参加費:会員の場合 4,000円(グループ討論まで参加) 2,000円(グループ討論は参加しない)
未会員の場合 5,000円(グループ討論まで参加) 3,000円(グループ討論は参加しない)
13:00 開始 講 義
13:10〜14:10 1)入院中から退院後までの母子の支援の充実のために-産科医の立場から 佐藤 文彦(産)横山病院(山形市) 山形市立病院済生館非常勤
14:10〜14:30
2)乳頭・乳房ケア:なぜ、妊娠中からの乳頭・乳房ケアがなぜ必要か
乳房・乳頭ケアと「10カ条」(日本のBFHにおける実践の実態と課題)
有道 順子(助) 国立病院機構岡山医療センター
14:40〜16:00
乳頭・乳房ケアグループ討論
3)乳頭・乳房ケアのグループワーク・討論 グループ討論
・乳頭・乳房ケアについて、話し合おう
・乳頭・乳房ケアの実践
ファシリテーター 日本母乳の会 母乳育児支援研修会委員 乳頭・乳房ケア検討会委員
16:00〜16:30 まとめ