第31回
母乳育児シンポジウムのご案内


                           母乳育児を広め、伝え、守る:広島から


                   実行委員長  吉野和男(吉野産婦人科医院/産科医)

                   副実行委員長 守屋 真(もりや小児科クリニック/小児科医)

 

今、サミット開催で世界の目が集まっている世界平和都市広島において、今夏8月に日本母乳の会主催の第31回母乳育児シンポジウムが開催されます。今大会のメインテーマは「母乳育児を広め、伝え、守る:広島」です。母乳育児はSDGsの観点からも、基本的な信頼関係、母子の愛着形成の観点からもその重要性は十分認識されています。しかし、現代社会において「母乳育児があたりまえ」とするには、いくつかの難しさも伴っています。母乳育児を広め、伝え、守るためには何が大事なのか皆さんと一緒に考えたいと思っています。また、日本はこれまで経験したことのない少子化が予想をはるかに超えるスピードで進んでいます。それらを踏まえて、本シンポジウムでは2つの特別講演を企画しました。1つ目は長年、絶え間なく進歩する生殖医療技術と子育てについての意識、価値観の変化をアンケート・インタビューによって調査し続けてきた柘植あづみ先生から「生殖技術と親になること」と題してお話していただきます。2つ目は「原爆の日から繋がれた命を思う」と題して、「194586日原爆前後に生まれた命は数知れず。命がけで産みだす母親がいて命がけで生まれてくる赤ちゃんがいた。そして命がけでそれを支えた人がいた。その力は受け継がれ命は輝いている。」事実を通して、「戦争とは何か。そして平和の必要性」を考えるお話を小島和子さん、田中敬子さんからしていただきます。

 




第31回母乳育児シンポジウムは終了しました。
多くの方にご参加頂き、ありがとうございました。



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