日本母乳の会 母乳育児ワークショップ委員長 関和男
3月14日、15日の2日間、熱海伊豆山のハートピア熱海を会場に第25回母乳育児ワークショップが開かれました。この会場でのワークショップ開催は5回目で、素晴らしい景色と温泉が楽しめると評判のところです。今回は、BFH認定施設と認定を目指している施設のスタッフ向けに募集をしました。
全国から49名の参加があり、7グループに分かれてディスカッションいたしました。参加者の経験年数はベテランから数年あるいは産科施設への入職後数か月という方までバラエティに富んでいました。
初日には、吉野医院の吉野和男院長より早期母子接触についての基調講演がありました。ビデオの上映があり、実際の様子がよく分かったと思います。
このところ、一日目の夕食前に発表原稿まで作成するスケジュールとしており、1-2グループが夕食後に延長して作業している程度でしたが、今回は数グループが延長戦に入り、用意しておいた場所も不足してしまいました。最長は22時半までかかったとのことで、ワークショップが始まったころの深夜まで及ぶもの程ではありませんでしたが、熱気あるディスカッションであったと思います。
翌日の発表は、それぞれまとまっていて、ポイントもはっきりしており、どれも印象に残りました。ディスカッションも見守る支援、赤ちゃんの視点からのケアなど、様々な気付きを共有することができ、充実していたと思います。
発表形式は、A4の紙に記載したものをスキャナで取り込みPDFファイルとしてPCでプレゼンテーションする形をとっています。作業効率や、参加者の馴れなど考慮するとPCで直接パワーポイントファイルを作る方法も考えてく必要がありそうです。
このワークショップが参加した方の母子のケアを進めていく上での、明日への力となることを期待いたします。
熱海は東京から比較的近くアクセスもよいので、来年3月にもここでワークショップを開催する予定です。
また、秋のワークショップは9月に予定しています。詳細は後ほど、ホームページに掲載します。
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